センシティブな内容な気がする。私の深いところにある、グツグツとした欲求や欲望を赤裸々に書いてみたいと思う。「恋愛やセクシュアルやジェンダーの話は複雑で難しい問題だ」と最近の世の中は言いたげだ。今日になって、なんだか急に仰々しく取り上げてきたなと。だけど、別に、対して、難しくないし、とても単純で簡単なことだと思う。個人単位で世界を見れば、好きなら好き・セックスしたいならしたい・振る舞いたいなら、そうすればいい。彼氏と彼女とか、男と女とか、そうやってなんの意味も持たない枠組みや制度や固定概念や、そういう社会のシステムみたいなところ、パートナーになった人との二人の関係の、外側にある、いちばんどうでもいいけど、なんとなく周りの人が大事なんじゃないかなとおもうところ、人間が機能的に生活するために必要である気がするという、誰にとって良いのかわからないが誰かが恣意的な理由で作った何かに縛られてしまうのって、人間として生まれたからには勿体無いことだと思う。個としての意思を持つことができる人間として生まれたのだから。これはセクシュアルやジェンダーに限った話ではない。職業や出身地や人種やファッションや、そういうところ、自分を表現するための要素全てに、風潮としてある。そういう世界に、私はとても違和感を感じる。人間はきっと個人単位で見ると本当にみんなユニークで多様性あふれるものなんだろう。でも、そのユニークさが平等にある生物だ。マイノリティとかマジョリティとかいうけど、皆が等しくマイノリティであるという認識の方がしっくりくる。それを体現できるような世界を作りたい。人間が人間らしく、今ここにいる私に生まれてよかったと思えるような、世界を創りたい。そういう欲望が私にはある。