人間の感覚について考えることが好きなので私の五感に関する自己評価をした。五感とは、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・皮膚感覚で、人間が外界からの刺激を受容するための重大な感覚器だ。それらがないと、私たち人間はこの世に存在しているという感覚を得ることが難しくなる。そして加えるか迷ったけど第六感とか言われる直感みたいなものもあるがおそらく脳のメモリや意思決定の話も入ってきてしまい単純な刺激へのフィードバックという意味では表現が難しいので今回は除外する。本当は第六感について考えることが一番好きだ。

 自分の五感に関する情報をなんとなくまとめてみた。俯瞰してみると痛みや嫌悪刺激に対する抵抗がかなり弱そうだった。だらだら箇条書きしていたがつまらないので削除してしまった。敏感だと思い込みすぎて敏感になっているのかもしれないが、やはり嫌悪刺激が少しでもあると気が滅入り、普段のパフォーマンスが出せなくなるのは欠陥だと思う。鈍感でいたい。どうやったら世界の情報を少なくして豊かに生きていくことができるのだろうか。

 先週末は、14歳以来に京都を訪れた。当時の京都は神社巡りしたり着物を着たりで完全に観光として行ったが、今回は京都での日常を感じれるような旅だった。終始穏やかな気持ちで過ごした。水の音と好きな音楽を聴いた。お酒を飲んだ。体調が悪くならない酔い方をした。非日常は好きだけれどあらかじめ用意されてしまう、旅行やサプライズみたいな非日常はとても苦手だ。日常の中にあるカオス性みたいな非日常の方が魅力を感じ、そういう歌や小説を好んでいる。