愛についての?かわいい映画をみたら、愛とかつながりとか仲間とかそういうものがよくわからなくなった。建前とか恥ずかしさとか、何も考えずに素直に愛を伝え合う物語の登場人物をみて、なんで私はこんなにシンプルで簡単ななことをうまくこなせないんだろうと、なんで難しく考えるフリをいつもしてるんだろう。ただ虚無を肴に酒を呑むようなことをしてるんだろうと、苦しくなった。

 

例えば、家族。大切に思ってるはずなのに素直な感情表現がとても苦手だ。例えば、友達。常に自分は道化だ。例えば、恋人・その類。そもそも自分は真っ当に誰かを好きになったり愛したりしたことがあるのだろうか、依存していただけではないだろうか。

 

人はひとりでは生きていけないが、依存と共存は違う。繋がりの本質的な意味は、血縁、契約や、又は『親友』や『恋人』などのラベルではない。しかし私たち人間は、どうして血縁を大事だというのか、どうして私たちって素晴らしい仲間だよねと言い合うのか、どこに愛やつながりがあり、どう努力すれば綺麗に胸を張って受け取れるのだろう。

 

自分は愛情深いし感度も高い人間だと思うが、それを直接伝えることがあまり得意ではない気がする。直接言葉や文字や態度で伝えることが全てではないと思うが、その伝える手段にまわりの人とのズレがある。ズレてしまうのがいちばん怖い。この行き場のない思い、表現の仕方がわからない思いが強く、いつまで経っても強い対人恐怖と弱い対人耐性がある。

 

何か絶対的な自信になるものが必要で、そのために努力しなければならないと思う。今まで社交に関してはおそらく才に恵まれており、対人関係の能力の成長の機会を失ってきたのかもしれないし、忘れているだけで何か大きなトラウマがあるのかもしれない。よくわからない、でもずっと人が怖い。

 

 

アナと雪の女王2、ぜひご覧下さい。